自転車で日本一周中に沖縄の離島巡りをする方法

こんにちわ、ふみです

2014年〜2015年にかけて自転車で日本一周をした際、沖縄の離島巡りも絶対にしようと決めていました。

しかし自転車移動となると、輪行とか輪行とか輪行とか…かなり面倒ですよね。

空港での手続きや各離島での自転車の輸送方法など、当初はかなり不安でした。

でも結果、輪行が面倒だからと言って離島巡りを諦めずにやったおかげで素晴らしい思い出ができ、本当に良かったです。

自分の自転車で沖縄を巡るのは本当に最高ですよ。

ということで、参考にする人がいるかどうかは分かりませんが、沖縄周辺への離島巡りにかかる費用や、輪行の方法などをまとめました。

[voice icon=”https://fumist.com/wp-content/uploads/2018/04/icon.jpg” name=”” type=”l”]絶対にやったほうがいいぞ![/voice]

目次

輪行のやり方

沖縄本島だけに行くのであれば鹿児島からフェリーが出ているので輪行の必要はないのですが、宮古島や八重山諸島の拠点となる石垣島へは飛行機しか手段がないのでどうしても輪行する必要がでてきます。

輪行するためのアイテム

そしてその輪行をするために僕が選んだバッグはこれ↓

これは前輪だけ外して入れるタイプのものです。大きさにはけっこう余裕があるタイプだと思います。サドルも取り外さずに収納できます。

自転車に乗っている方なら分かると思いますが、前輪だけ外すタイプのほうが圧倒的に楽です。
また、こちらの袋は割と大きめなので、キャリアにバッグをつけたままでも入れることができました(片方1つだけですが)。

フロントフォークを固定するためのエンド金具ですね。こちらも必要です。

実際のやり方

こちらが僕の自転車。ごくフツーのクロスバイクです。

  1. まず積載している荷物を全て外します。
  2. 空気圧が高くなるので、念のためタイヤの空気をある程度抜いておきます。
  3. 袋に余裕をもたせるため、サドルを一番下まで下げます。
  4. 前輪を外し、エンド金具を取り付けます。

袋の内側には前輪を収納するスペースがあるのでそこに入れます。

ハンドルがこのままだと入らないので、横に90度回転させて自転車本体と一直線にします。

はい、これで収納ができました。
輪行袋の中には片方のパニアバッグ、フロントバッグなども詰め込んであります。

自転車本体とバッグを合わせるとかなり重くなるので普通じゃ持てない人が多いと思います。
そんな時は空港のスタッフに頼んで台車を借りることができるので、躊躇せずに借りましょう。

[voice icon=”https://fumist.com/wp-content/uploads/2018/04/icon.jpg” name=”” type=”l”]自分で運んだらめちゃくちゃ重くて肩が外れるかと思った…[/voice]

輪行さえできてしまえば怖いものはありませんね。

預け荷物の料金について

預け荷物については、ANA、JAL共に20kgまで無料です。ちなみに持ち込み手荷物は10kgまでが無料です。

ANAの場合

超過重量 1~10kg 11~20kg 21~30kg 以降10kg毎
料金 2500円 3500円 4500円 +1000円

となっています。
うまく預け荷物+持ち込み荷物で30kgに収めることができれば、航空チケットの料金のみで済みますね

自転車旅で全ての荷物の合計重量が30kg以内に収まることはほとんどないと思うので、超過料金はまずかかると思っておきましょう。

詳しくはANAのHP(手荷物について)

JALの場合は、重量超過1kg毎に料金がかかるようなので、重量によって超過分の料金は変わってきますね。

詳しくはJALのHP(超過料金について)

預け荷物の大きさについて

また大きさについても気になるところだと思います。

基本的には預ける荷物の3辺の合計が203cm以内で収まることが条件なのですが、後輪を外さない輪行は間違いなくこの長さを超えます

そんな時には、事前に航空会社へ連絡を入れておくと超過料金無しで預けることができます
電話をする際、だいたいの長さを聞かれるので測っておきましょう。

飛行機によって預けることのできる限界の大きさが違うので、必ず電話で確認しましょう

ちなみに自分の持っていたトラベルギターは事前申告無しでも、預ける際に楽器専用のケースに入れてくれます(ANA、JAL共に)。ありがたかったですね。

ちなみにLCCでも行けないことはないですが、預け荷物でかなりお金がかかるため選択肢に入れない方がいいでしょう。

宮古島、石垣島へのフライト

では実際にフライトにかかる料金をみていきます。

宮古島へ

宮古島へのアクセスは飛行機のみなので、上でお話したように輪行で行きましょう。

那覇ー宮古は最安5400円〜です。

ある程度前に予約しておけば、高くても9000円程度です。

Googleフライトで検索しました。

仮に10kgオーバーするとしても1万円前後ということになります。

石垣島へ

那覇ー石垣は最安6600円

宮古ー石垣は現在JALのみで最安9600円です。

宮古ー石垣のほうが近いのに高いですね。

宮古島、石垣島ではゲストハウスを利用しよう

宮古島滞在、また石垣島を拠点として八重山諸島巡りをする際の宿泊場所ですが、主にゲストハウスの利用をおすすめします。

ゲストハウスを拠点にすれば、宿によっては重いバッグ等は置かせてもらうことも可能なので離島巡りが楽になります。

あまりオススメはしませんが、フェリーターミナルで野宿をした人もいるとかいないとか。

ちなみに八重山諸島の各離島ではほぼ野宿禁止のため、各離島で一泊以上する場合はゲストハウスやその他宿をとる必要が出てきます

天候によっては欠航することも多いので、日帰りで石垣島に戻らない場合は数泊することも覚悟しておきましょう。

八重山諸島、石垣島から各島へはフェリー

八重山諸島へは主にフェリーで行くことができます。

石垣島離島ターミナルから出航しています。与那国島以外は安栄観光のフェリーに乗りましょう。

[btn class=”rich_yellow”]安栄観光HPヘ[/btn]

自転車やバイクなどを運べる貨客カーフェリーなるものもありますが、自転車だけなら普通のフェリーに積んで行けたと記憶しています。
行ったのは数年前なので、確認してみてください。

また、石垣ー波照間島間のフェリーはとにかく欠航することが多いです。
その場合、当日のみ購入できる貨客カーフェリーで行けることもあります
※カーフェリーの乗り場はフェリーターミナルと違う場所にあるので注意。

与那国島へは、福山海運のフェリーよなくにで行くことができます。

フェリーよなくには運行する曜日が決まっているので注意が必要です。
与那国島に1泊するか、4泊または5泊するかの3択しかありません。

[btn class=”rich_yellow”]福山海運HPヘ[/btn]

離島で宿泊を考えている場合は、各離島へ行く前にゲストハウスなどをしっかりおさえておきましょう。

まとめ

  • 輪行できるようにしておく
  • 宮古島、石垣島ではゲストハウスに泊まる
  • 離島ターミナルでフェリーのチケットを買う
  • 運航日、天候での欠航情報などをチェックする

この辺をしっかりしておけば、自転車旅中に快適な離島巡りをすることができるのではないかと思います。

ちなみに那覇ー宮古島ー石垣島ー各離島(複数)ー石垣島ー那覇と周遊した場合

フライトとフェリーのみの費用はざっと見て約5万円程度かかると思われます(日によって変わる)。

それに食費やゲストハウスの費用などを合わせると、離島巡りは10万円程度はかかると思っておきましょう。

しかし普通に各地方から沖縄へ旅行に行くとすると費用はもっとかかりますし、日本一周中の離島巡りは一生の思い出になります。

自転車での離島巡り、おすすめです。

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