【北アルプス】真夏の白馬三山縦走2泊3日テント泊〜1日目〜

2019年8月2日〜8月4日、白馬三山をテント泊で縦走してきました

テント泊登山は実に2年ぶりで期、待に胸を膨らませて行ったわけですが…

今回の山行は、山の酸いも甘いも詰め合わせセットみたいな、とても楽しい登山となりました

その記録として、写真多めで書いていきます

 

今回の移動手段は、まいたびというサイトの毎日あるぺん号を利用しました

こちらのあるぺん号は、登山口のすぐ近くまで直行で行くので大変便利です

 

余談ですが、最初は裏銀座縦走しようと目論んでいたのですが、仕事の休みの都合が取れるか分からずギリギリになってしまい、そちらのバスは予約でいっぱいに…

次の候補である白馬岳へのバスは空いていたので、白馬岳に登ることになりました

ただ、1週間前でも席が取れたことはラッキーでしたね(平日なのに…

 

それでは本編へ

目次

白馬三山縦走ルートなど

[box class=”green_box” title=”ルート”]

地図はスマートフォンアプリの山と高原地図を利用しました

赤い線が1日目緑の線が2日目青い線が3日目です

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[box class=”blue_box” title=”コースタイム”]

1日目
7:00 栂池高原 〜(ゴンドラ、ロープウェイ)〜 7:40 栂池自然園 〜 10:30 乗鞍岳 〜 11:00 白馬大池山荘 〜 13:30 小蓮華山 〜 15:20 白馬岳 〜 16:00 白馬頂上山荘

2日目
6:00 白馬頂上山荘 〜 7:30 杓子岳 〜 8:50 白馬鑓ヶ岳 〜 9:20 鑓温泉分岐 〜 11:50 白馬鑓温泉

3日目
7:30 白馬鑓温泉 〜 12:10 猿倉

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東京〜栂池高原

仕事を終え、支度を済ませ、まいにちあるぺん号の出発場所である竹橋駅に8月1日の22時の到着です

駅から毎日新聞社のビルに直結しているのですぐに来れました、他に登山者の格好した方もいたのですぐわかります

それにしてもこんなに人がいるとは…

22時15分に受付開始

早く行っても受付は一斉スタート

名前言ったら、なかなか見つけられなかったみたいでちょっと焦りました

受付を済ませたら、そのまま外に出てバスへ乗車します

4列シートですが、席の前後間隔はわりと広めで、足をけっこう伸ばせました

ただ、全く寝れませんでした…

いつもの布団でさえ寝つきが悪いわたし、夜行バスでぐっすり寝ようなんて考えが甘かったです…

しかもバスの運転もわりと荒めで高速では揺れるし、高速降りたら降りたで山道を走って登山口まで行くのでこれまた揺れる

しにそうです

そして、予定の6時よりだいぶ早い5時30分ほどに到着

うーん、とてもいい景色だけどそれよりとにかく眠い

栂池自然園まではゴンドラとロープウェイを乗り継いでいかなくてはいけないので、運行開始の7時までご飯食べたりしながらひたすら待ちぼうけ

横になって寝たい…

ようやくチケット販売開始

眠い

ゴンドラは小さめ

知らないおじさんと2人で乗りました

気まずい

20分ほど乗ったら次はロープウェイに乗り換え

ひたすら眠くてまぶたが重かった記憶しかありません

ロープウェイは広くて、けっこうな人数が乗れたのですが、その分座席は少なく、通勤電車のように立ってのりました、ねむい

栂池自然園

7時35分、栂池自然園に到着です

栂池ヒュッテ

ここで軽く身支度を整え

8時頃、ようやく登山開始!

眠気は少しおさまりました

登山に対するドキドキが勝ったんだと思います

久しぶりの20kgザック、そして登山ですが、最初は涼しく、順調に登っていきます

早速小規模な雪渓が

雪渓登山ってほどでもないですが、雪を見るとテンションが上がるのは自分だけでしょうか

天狗原

1時間ほど歩いて天狗原に到着

まだガスの中ですね、晴れていたら気持ちの良い湿原です

木道ボーナスタイムは一瞬で終了

またガシガシと登っていきます

すると、、

ついに青空が!!!

テンションの上がる瞬間です

なかなかなゴツゴツ岩を、気をつけながら進んでいきます

からの雪渓

踏み跡がしっかりあるのでアイゼン等はなくても大丈夫です

雪渓を超えて少し進んだところで休憩

バルトロのドリンクホルダーにブレンダーボトルが入るのがとても気に入っています(中身はブドウ糖とBCAAその他の特製ドリンク)

 

ちなみに、今回の登山で初めてモンベルの登山用Tシャツを購入して着てみましたが、案の定すでにビッチョビチョに…

まぁこんなもんかぁ..と思っていたんですが、その後の速乾具合には驚かされました

また別で記事に書こうと思います

少し開けてきました

個人的にこのハイマツ?が高い山感が出るので好きです

そして乗鞍岳に着きました

最初はでっかいケルンかと思いました笑

特に頂上感もないので、オマケ程度な感じですね

白馬大池〜白馬岳山頂

乗鞍岳から少し歩くと、大きい池が見えてきました

ついに…

白馬大池ですね!

この景色はまたさらにテンションが上がりました

池の色も透き通っていてとても綺麗です

シャッター切りまくりました

日が差して暑かったのもあり、もはや飛び込みたいくらいでした

ゴツゴツした岩場を声超え、白馬小池山荘に到着です

標高的にはまだ中間地点に達してませんが、セーブポイント感

 

ここである程度固形物も摂取して休憩します

中身はウインナーとチーズ、間違いない

しかし食パンをふんわり生地のものにしたら失敗でした、ホットサンド作りにくい笑

おいしいかもと思って買ったんですが、ホットサンドにするなら普通の食パンのほうがいいですね

正直もうここでテント泊したい気分でした…

もう昼近くなってたし

しかし日程的な余裕がない

計30程居座り、水分を補給したら再出発!

なだらかな稜線かと思いきや、意外に急登です

そりゃそうだ、白馬大池とは700mも高低差が

地味にめちゃくちゃつらい登りでした

徐々にアルプス感のある景色になってきました

登っている時は、ひたすら登りつらいという感情に支配されてましたが笑

正直あまり草花には興味ないわたしですが、気持ちがつらい時にはちょっとした励みになります

高山に咲く花って綺麗ですよね

名のある山ではないですが、一見頂上のようなところに着きました

というか、この先の下りがえげつないので、頂上っぽいし何かしら名前ついてるだろ!と思ったら..

船越さんの頭だったわけですね

 

やはり午後は天気が安定しないからか、この先も8割方ガスの中

そんなこんなで、ようやく大池〜白馬岳の中間地点的な小蓮華山に登頂

ここで、大池山荘でアルバイト中だというハーフの女の子と少しお喋り

ガスの中、第一声

とっても素敵な景色ですね!

さすが海外住みはユーモアが違う!

そしてここからも相当しんどかったです

ほぼガスっていたということもあって写真はほどんどないですが、小蓮華山から約1時間半

頭の中は「つらい、しんどい」でいっぱいでした笑

栂池自然園〜白馬岳、高低差以上に大変なルートだと感じました(有酸素運動不足もあるでしょうが)

 

まわりを歩く方々もみんなしんどそうにしていたので、勝手に仲間意識ができて「ほんとしんどいですねここ」と話しかけまくっていました笑

しかしそのおかげで男性2人組と仲良くなれました

しかし、登山開始から7時間を超えたあたり、ようやく、ようやくてっぺんが見えてきました…!!!

あのとんがり具合は確実に山頂

白馬岳登頂〜白馬岳頂上宿舎

残念ながら頂上滞在時にまたガスってしまいましたが、ついに

白馬岳登頂!!

ガスってますが、そんなのどうでもいいほどにとにかくうれしかった!

少しあとから来た、仲良くさせていただいたお2人(写真もこの方に撮ってもらいました)

ちなみに今夜の宿泊場所である頂上宿舎に泊まると言っていた(彼らは古屋泊でしたが)ので

「あとで1杯やりましょう!」ということになりました、楽しみじゃー!!()

「山と食欲と私」の主人公の鮎美ちゃんの真似笑

もっと山頂でゆっくりしたかったですが、もう16時近くなっていたので、早く行かないとテントを張る場所がなくなる!ということでそそくさと退散しました

テント泊は戦争やでぇ…

白馬山荘が見えてきました

そして振り返ると

ほらね、下るとガスが晴れるんですよ(中指を立てながら)

白馬山荘、広いし立地が最高すぎますね

天空感ハンパじゃなくないですか…?

くぅ〜、ここで1杯やりたい!

しかし、今夜のわたしの宿はさらに下った向こう側..

(稜線から小屋までの高低差がすごくてめっちゃ嫌そうな顔してます)

ようやく頂上山荘上に着きました

テン場はすでにカラフルなテントで埋め尽くされていました…

張れる場所ある…?

すでに満身創痍のわたしは、受付よりも先にとにかくテントを張ることを優先して家探しに旅に出ました

そしてようやく見つけました

すっごい奥だけど、なんとか平に近い場所をゲット!!

平な場所はもう多分ここ以外ありませんでした、滑り込みセーフ

しかし

小屋までの距離感…

トイレや水汲み、全てが大変です

もう足がガクガクしてどこにもいきたくない

しかしなんとか小屋まで行ってテント泊の受付を済ませ、水を汲んでトイレを済ませました

「疲れすぎたから1回横になろう…」

1回横になったら終わり、もう起き上がることはできませんでした…笑

ということで、上で会ったお兄さん達と盃を交わすことは叶わず、「じゃーまたああとで!」というのを最後の挨拶として、もう会うことはありませんでした...かなしい….

頂上で連絡先きいとけばよかったのに、バカか俺は

一期一会と言ってしまえばそれまでですが、悔しすぎるので、もしこのブログにたどり着いたら連絡ください、お願いします笑

白馬三山縦走1日目まとめ

ということで、夕焼けの写真も、夜空の写真も、カラフルな夜空に浮かぶカラフルなテントの写真も撮ることができず、お友達になれそうだった人ともコンタクトが取れず終わってしまった1日目でした

この日強く思ったのは、テント泊や食事を含めて登山を楽しみたいのなら、昼過ぎ(〜13時)くらいまではテント場に着くような山行計画を立てた方がいい

ということです

体もしんどいし、危険度も増すし、テント場も張れる場所がなくなります

まぁ初めての山で、テント場の空気感も分からなかったので1部はしょうがないですけどね

では2日目に続きます

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