自転車を室内に置きたいと思っても、けっこう置き場所に困りますよね。
ということで、室内に自転車を収納する方法なんですが
一番簡単なのは、そのまま既製品の自転車ラックを購入することだと思います。
こんなやつですね。意外と安い?
しかしさらに省スペース、かつ自由度を高くしたい場合は、自転車ラックを自作するのがいいかと思います。
今回、DIYで制作するにあたって、DIY界では有名なラブリコ(2×4アジャスター強力タイプ)を使って作ってみたので、 制作過程をまとめました。
自転車2台だと強度が心配だという方も多いと思いますが、制作から半年以上経った現在も問題なく使用できています。
自転車ラックを作ってみたいという方の参考になれば幸いです。
ラブリコ(2×4アジャスター)自転車ラック制作に必要な材料
2×4材
まずラブリコDIYで必須なのがこの2×4材。ツーバイフォーと読みます。
38㎜×89㎜×長さ(様々な長さで売られている)の木材ですね。
木材をカットする様子は別記事にまとめました。
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ラブリコ強力verで、かつ自転車など重いものを載せる場合は
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- 天井の高さ -16cm のツーバイフォー材
- 約40cmのツーバイフォー材
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の2種類の木材を用意しておきます。
写真のように、床との設置面に短いツーバイフォー材を噛ませることでより安定させることが狙いです。
合わせると、天井からちょうど-12cmになります。
ラブリコ(2×4アジャスター強力タイプ)
今回自転車を取り扱うにふさわしい、通常のラブリコよりも強力な商品が出ています。
通常のラブリコとの違いは
- 天井との設置面積が広い
- バネが強い
- (自転車用に)床とラブリコの間に木材を1枚かませるためにネジ止めできる
- (自転車用に)ゴムシートがついている
って感じでしょうか。
ただし、今回のように木材の片側のみに荷重される場合、重さは20kgまでということらしいので、気をつけましょう。
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ちなみに今回、私と妻の自転車を合わせると20kgをオーバーしていました。。
さらに自転車ハンガーにも重量があるので、数キロオーバーしてしまっています。
制作から半年たった現在も特に問題ありませんが、不安な方は規定の重量内に収めるようにしましょう。
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自転車ハンガー
自転車をかけるハンガー。
ツーバーフォー材に取り付けます。
大きくはこの3つですね、あとは工具があれば大丈夫です。
ラブリコを使用して自転車ラックを作成
それでは作っていきます。
まずはラブリコの床側から。
40cmの木材にビス留めします。
裏に付属のゴムシートをペタッと。
次は自転車ハンガーを取り付けます。
ちょっと見辛いですが、付属のネジはツーバイフォー材をギリギリ貫通しない程度の長さでした。
(意外と長くてちょっとあせりました。)
自転車を置き、そこからちょっと浮くぐらいの感じで(目測で)設置します。
(写真はワッシャー取り付けをミスってますが、直しました。)
両方取り付けました。
しかし、この上の自転車ハンガーを取り付けるのには苦労しました。
というのも
- どの高さに取り付けたら下の自転車を取り外す時にも干渉しないか
- 重心をできるだけ下げたい
ということを考えると、高さを正確に出して決めるのに時間がかかってしまいました。
また、自転車ハンガーの手前部分が長く、自転車を付けたり外したりする際に9cmも上下させないといけなかったのは大きいです(分かりますかね)。
※追記:MINOURAからツーバイフォー専用のバイクハンガーが出ています。これが欲しかったですね。。
実際、取り付けてから自転車同士が干渉してしまいやり直しをしました。計画は入念に立てましょう。
自転車ハンガーが決まればあとは設置するだけ。
ラブリコの上を取り付けます。
天井から-12cmですが、ラブリコを取り付けた時点で天井との隙間は目測で数ミリ程度。少し突っ張るだけですぐにできました。
完成です!
夢の自転車ラックを作ることができて感無量。
横から見た図
けっこう壁との間には余裕があります。既製品のバイクハンガーを使うとこれ以上はどうしようもないと思います。
しかし、これで盗難やいたずらを気にする必要もないし、無駄に部屋の場所をとることもありません。
あとは倒れてこないことを祈るのみですね。もし何か変化があれば追記したいと思います。
自転車ラック作成で使用した工具
今回使用した工具類をざっと羅列しておきます。
インパクトドライバー
インパクトドライバーは作業効率がかなり上がりますので、持っておいて損はないでしょう。
メジャー
メジャーは材料の長さを測るだけでなく、木材を垂直にするための微調整などにも使えます。
ラブリコでの自転車ラック制作まとめ
今回の制作でかかった材料費をざっくり
- ツーバイフォー8F 約660円
- ラブリコ 強力タイプ 約2200円
- 自転車ハンガー×2 約3000円
計:約6000円
です。
さらに工具類(塗装含む)は全て新調していること、全ての手間や保証などを考えると、既製品の自転車ラックを買うよりはるかにコストがかかっていることが分かります。
しかし、自分一人でやりきった10日間はすごいですね。ものづくりはやっぱり楽しいです。
今回、DIY自体がほぼ初めてだったのでかなり勉強になりました。
[aside type=”normal”]反省した点
- 自転車ラックの取り付け位置を予め考えていなかった
- 自転車ハンガーの手前部分の高さがあり必要以上に自転車を上下させないと設置できない
[/aside]
自転車ラックを自作したいという方の参考になれば幸いです。
読んでいただきありがとうございました。