あなたは体重を落としたいですか?スタイルのいい体になりたいですか?
痩せたいのに有酸素運動だけしてダイエットした気になっていませんか?
有酸素運動はもちろん痩せる要素を持ち合わせていますが、痩せにくくする要素も持ち合わせています。
有酸素運動のメリット、デメリットを理解しましょう。
有酸素運動は効率が悪い?デメリットを理解しよう
ではなぜ、有酸素運動をすることが痩せることへ遠回りになrのか具体的な話をしていきましょう。
代謝が上がらない
負荷の高い筋トレと違い、有酸素運動は基本的に筋肥大や筋力向上がのぞめないので代謝が上がりません。
また手軽にできることもあり長時間になりやすいので、コルチゾルという筋肉を分解する可能性のあるストレス物質が出ます。
筋トレをしている人もそうですが、有酸素運動は限りなく筋肉を落としやすい運動と言えます。
筋肉がつかない
基本的に有酸素運動は筋肉は増えないので、ただカロリーを消費するだけの行為くらいに思っておいたほうがいいでしょう。
つまり、せっかく運動しても体型改善はしにくいということ。
痩せることはできますが、ヒップアップやくびれなどを作ることはできません。
マラソン選手の体を思い浮かべてもらえると分かりやすいですが、筋肉も脂肪も無い走るのに特化した体型に近づきます。これが理想ですか??
消費カロリーが少ない
例えウォーキングを60分したとして、人によりますが消費されるカロリーは400kcal程度。
そしてその400kcalが全て脂肪エネルギーとして消費されるのならいいのですが、そうはいきません。
エネルギーの糖分や、タンパク質が足りてなければ筋肉からエネルギーを作り出します。少なからず脂肪以外のエネルギーを使うことになるのです。
時間がかかる
有酸素運動はある程度続けないとカロリー消費も少なく、一定のまとまった時間がとられます。あまり時間をとりたくないという人にはなおさらオススメできません。
筋トレなら、例えば10回3セットを2種目というトレーニングをします。それならセット間の休憩も入れて10分程度で終わらせることができます。
ジム通いをしているのに有酸素運動だけですか?
ジム通いをしている方は特に、会費を払っているのに有酸素マシーンしか使わなくないの、もったいなくないですか?
走るだけならジムじゃなくてもいくらでもできます。使い放題なんですから、使える物は使ったほうが得だし、そのマシーンの知識もつくし、筋肉もつく。いいことしかないですね。
結局痩せるためには食事内容の見直しが大事
「有酸素運動してるから」と食事をいつもより多くしたり、油物を全く控えなかったら痩せるわけがありません。
ご飯を食べたいがためだけの言い訳に有酸素運動を使うのはやめましょう。
分かった上での選択を
- 「走るのが好き」
- 「締めには走らないと落ち着かない」
- 「走るのが速くなりたい」
という方はもちろん有酸素運動をするべきでしょう。
ただ、上記のデメリットを何も知らずに、ただひたすら消費カロリーを稼ぐためだけに有酸素運動することはかなりもったいということは覚えておきましょう。
結局、痩せるためには食事内容の見直しが1番大事ですから。
またカロリーを厳しく制限した上で、さらに有酸素運動を行うことは代謝が落ちる(筋肉も落ちる)ので注意してください。。
有酸素運動のメリット


悪いところばかりあげるのもフェアじゃないので、いいところもあげておきましょう。
筋トレに比べて労力が少ない
重りを使わない分、自分のペースでゆったりと運動することができます。
また初心者はやり方が分からない、ジムに行かないとできないという理由で、有酸素運動よりもハードルが高いかもしれません。
読書や音楽を楽しみながらできる
自分の時間を楽しむことができるでしょう。
ほどよい疲労感で、ストレス解消もできます。
脂肪燃焼できる
さんざんに言いましたが、何も運動しないよりは間違いなく脂肪燃焼します。
さらにトレッドミルやバイクなどは、目安の消費カロリーが出るので(あくまで目安)カロリー調整が比較的容易にできます。
心肺機能の向上
もちろん有酸素運動をすることで心肺機能が向上します。
それは日常生活においてもとてもいいことです。
結局どっち?
有酸素運動のメリットデリットを挙げましたが、結局どっち?
ズバリ、目的によります。
筋肉をつけてカッコイイ身体になりたいのなら、有酸素運動は必要ありません。
とにかく脂肪を落としたい人には、有酸素運動は有効です。
また、有酸素運動が好きという方は、もちろん続けましょう。楽しむという目的がありますから。
自分はどうなりたいのかしっかりと目的を作ることが大事です。
まとめ
有酸素運動は
- 代謝が上がらない
- 筋肉がつかない
- 消費カロリーが少ない
- 時間がかかる
ただ体重を落としたいのか?
脂肪を落としてスタイルの良い体になりたいのか?
ほとんどの人は後者のはず。
しっかりと自分の目的をもって運動をしましょう。