自転車で日本一周を計画しているなら、だいたいの人が野宿という選択をするのではないでしょうか。
でも普通に生活していたら野宿をする経験はないので、ほとんどの人は不安を覚えていると思います。
そんな人のために、野宿をするときの自分なりの考えを書いていきます。
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テントは張ったほうがいい
理由を一言で言えば、安全と安心のため。ですね.
薄いとはいえ外との壁ができること、これは非常に安心感があります。さらにテントの中であれば貴重品などを盗まれる心配もありません。
そして他人の視点で考えてみると、生身で寝ている人がいたら少し警戒してしまいませんか?
また度々話題に出る「日本一周の看板」を掲げることなども、旅をしているというアピールと同時に、周りの人への安心感も与えることができるので非常にオススメです。
しかし、必ずしもテントを張らなければいけないのかと言えばそうでもないので安心してください。
私もテントを持っているにも関わらずテントを張らずに寝たことも何度もありますし、状況や場所にもよると思います。
ですが、上で言ったような理由もあり、できるだけテントは張っておくのがいいと思います。
野宿でモノが盗まれないか心配、でも意外と大丈夫
野宿って盗難とかが頻繁におきないか心配…。と思っている方もいると思いますが
上でも話したように、テントに貴重品などを入れてしまえば盗まれる心配はありません。
寝ている間に自転車、荷物を盗られたという話も聞いたことありません。(盗られないことを保証するわけではありません)
むしろ野宿よりも危険だと個人的に思うのは、人が集まるゲストハウスやライダーハウス、日中の繁華街です。
実際自分はライダーハウスで財布のお札を抜かれたことがありますし、繁華街に駐輪していたら荷物ごと自転車を盗られたという方を2名、荷物は宿に置き自転車だけで駐輪してたら盗られたという方を1名知っています。
後者の方はロードバイクでして、荷物無しのロードバイクの盗難被害は多いですから、気をつけないといけません。
ただ、前者の方も運が悪かったとは言え、人通りの多い繁華街に長時間停めておくのは避けたほうが良さそうです。
できるだけ都心では野宿しない
これも上と共通するのですが、やはり都心は野宿に向きません。
人口も多く何が起きるか分かりませんし、野宿に向いているような広い公園も少ないと思います。
また、知らない人が自分の生活圏で野宿しているとも考えてみましょう。やはりあまりいい印象はありませんよね。(もちろん好意的に接してくれる方もたまにいます)
自分は都心(特に福岡や大阪、京都、東京など)を通るときは必ず知り合いの家に泊まらせてもらうか、いなければスルーして郊外まで行く、またはカプセルホテルなどに泊まるなどしていました。
ただ、野宿といえばいろんなところで寝ること自体楽しむ目的としてある人もいるので、正直なんとも言えないところはあります(笑)。
道の駅ではマナー、ルールを守る
野宿を計画するなら、まず候補にあがるのが道の駅でしょう。
しかし全ての道の駅で野宿していいわけではありません。これは本当に気をつけましょう。
実際に野宿禁止の張り紙を出している道の駅もあります。
道の駅は、野宿をして良い場所というわけではありません。
中には旅人を応援してくれる好意的な道の駅もいくつか存在することは事実ですが、基本的に野宿に関しては暗黙の了解という非常にグレーな部分です。
道の駅といえど、そういう意味でもやはり最低限のリサーチは欠かせないと思います。
野宿をさせてもらうという意識を忘れないようにしましょう。
そして、旅人を応援してくれるようなところには積極的に行きましょう。いいことしかないので。
暗くなる前に野宿場所を確保する
これはもう、そのままです。
野宿するにはにちょっと早いなーという時間でも、焦って遠くまで行かずに寝場所を確保しましょう。
なぜかって、日が落ちるとすっごく不安になるからです(笑)
また暗くなってしまうと、野宿場所が本当に野宿に適しているか判断しにくいですし、そもそも荷物を積んだ状態で真っ暗な中道路を走るのは少し危険です。
暗くなってしまうと、雨が降っているときによく思う「何でこんなことしてるんだろう..」という思考に陥りがちです(笑)
たまには危なっかしいことがあったほうが旅として思い出に残ることもあるかもしれませんが、できるだけ楽しく旅をするためにも計画的に、焦らず旅をしましょう。