ケトジェニックダイエットをやってみたいけど、どのぐらいの期間やるのが効果的なんだろう?
これは誰しも思うことでしょう。
いくら減量方法として優秀でも、ずっと糖質をカットしつづけることは現実的ではないですよね。
結論として、長くても2ヶ月という考え方でいいかなと思います。
これはわたしがケトジェニックダイエットを数年のうち何回もやってきて感じていることでもありますし、山本義徳氏もそう提唱しています。
ではなぜ2ヶ月以内なのか、ということについて以下で書いていきたいと思います。
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ケトジェニックダイエットは2ヶ月以内が望ましい理由

長くやりすぎると、代謝や耐糖能力が落ちるため
まず大きな理由として、代謝や糖質を処理する能力が落ちてしまうためです。
短期で見れば体重や脂肪が落ちて良いことかもしれませんが、長い目で見ればずっと減量し続けるのは体に良いこととは言えません。
とはいえ、これは糖質を主食とした生活に戻すことを前提とした場合です。
特に、筋トレを行い筋肉を効率的に増やしたい場合などは糖質をとったほうがいい期間もありますので。
ただ、逆に筋トレをしない且つケトジェニックが苦にならない場合は、それ以上長くケトジェニックを続けても特に問題ないと思います。
ケトジェニックだからといって一生痩せ続けるわけではないので。
話を戻します。期間は2ヶ月以内と言っていますが、体重の落ち具合などを見て2週間やそこらでやめてしまってもいいと思いますし
体に合わない、精神的に辛いと感じる場合はそもそもケトジェニックはやらない方がいい場合もあります。
ケトジェニックダイエットでリバウンドしやすい理由について説明した記事もあるので、よければこちらも読んでみてください。

恒常性が働き、必ずといっていいほど停滞するため
人間には恒常性(ホメオスタシス)という機能が備わっており、どんな状況でもその環境に適応しようとします。
つまり最初はスムーズに脂肪が落ちたとしても、その状態は長く続かずどこかで必ず停滞するのです。
早い人だとだいたい10日ほどで停滞してしまうようです。
ちなみにわたしも同じ食事内容だと1週間かそこらで停滞してしまうことが多いですね。
ただ必ずしも停滞は悪いことではなく、続けていればまた体重がストンと落ちることもあります。
自分の体と相談しつつ判断しましょう。
ちなみに山本義則氏は2週間ごとにローファットと切り替えるのを繰り返すことも推奨しています。
精神的につらいため
これは個人的な理由でもありますが、多くの方が感じることでもあると思います。
炭水化物中心の生活をしてきた人にとって、それがない生活というのはいつまでも続けられないもの。
また、それをストレスに感じてしまうようになるとコルチゾルというホルモンが発生し痩せにくくなるという負のループに陥る原因にもなります。
短すぎてもケトジェニックダイエットの恩恵を受けにくいため
長すぎるのはダメという話をしてきましたが、逆に短すぎてもあまり効果は発揮できません。
なぜかと言うと、ケトーシス状態になるまでにある程度の時間がかかるからです。
特に初めての方だときちんとケトーシスになるまで1週間前後かかることが多く
2週間やそこらでやめてしまうとほぼ体重が落ちないうちに終わってしまう可能性があります。
ケトーシスにうまく移行するコツが分からない。何を食べたらいいか分からないという方はこちらの記事も参考にしてください。

まとめ:何事もだらだらと続けない方がいい
ケトジェニックダイエットを行う期間についてきてきましたが、いかがでしょうか。
最後にまとめです。
ケトジェニックを行う期間は2ヶ月以内がいい理由
・代謝や糖を処理する能力が下がるから
・停滞してしまうから
・精神的につらいから
・短すぎるのは効果が薄いから
ただし、これはあくまであるていど健康体の方に言えることで
極度の肥満や糖尿病の方は当てはまらないこともあるので注意してください。(医師の指示を受けましょう)
また、特に筋トレなどを積極的に行なっていない方は
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